寄り道だらけの不妊治療

はじめましてのご挨拶

　まず、一番の理由は診断的腹腔鏡手術（「ラパロ」と呼ばれることが多いです）を受けた経緯を記録に残しておきたいと思ったからです。

　この手術は私にとって貴重な経験でしたし、今後の治療方針を決める上で重要な役割を果たすことになりました。
　そのため、これから手術を受けようか迷ってる人だけでなく、いろいろな人に知ってもらいたいなあと思ったのです。

　また、世間の「不妊治療」に対する無理解と誤解に悩んだのも理由の一つです。

　私が通院を始めた時、実の母親からは「治療してまで子どもを欲しいとは思わなかった」と言われてしまいました。

　正直、かなりショックでした。
　母自身もなかなか子どもが授からず悩んだと話していたはずなのに……。