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人工授精では、3～4回目までの成功率が非常に高いのです。
そして、そのピークを過ぎると6回目以降は下ばいの一途をたどります。
これは、「人工授精で妊娠できる人」と「そうでない人」に分かれるためです。
そのため、人工授精6回目を超えたあたりから体外受精や顕微受精にステップアップすることを検討していきます。
人工授精ではわからない不妊原因があると考えられるためです。
それは例えば、排卵した卵子をうまく卵管に運べない「ピックアップ障害」や、精子と卵子が出会っても受精しづらい「受精障害」などです。
よく、人工授精と体外受精をごちゃまぜに考えている方もいますが、この二つには大変大きな違いがあるのです。
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