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「ここはどこだ?」
気づけば俺こと桐ヶ谷海斗17歳は見知らぬ真っ白な空間に寝転がっていた。
ただ白いだけで何もないこの空間は見覚えがないはずなのにどこか懐かしさを覚えた。
「でもいったい何でこんな所で寝てるんだろうな」
自分がここにいる理由がまったく理由がわからない。
いや正確に言えばまったく理由が分からないわけではないのだ。
何故なら俺は死んでいるからだ。
その時の事をぼんやりと思い出す。
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