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部屋に戻った俺はかばんの中に護身用の魔法陣をつめる。
ちなみにこの魔法陣は俺のお手製で本で得た知識と父さんの協力を得て作られたもので従来の三割減とはいわず、完全に魔法を再現できる優れもの。
だが俺には攻性魔法の才能はそこまで無いらしくその代わりに守性魔法、特殊魔法がずば抜けていることがわかった。
なのでこの魔法陣は大体が障壁を張るタイプのものになっている。
また上位の魔法はあまりにも複雑で陣にすることができないでいる。なのでこれは中位から下位らへんに位置する魔法が込められている。
まぁ魔物と対峙するわけでもなく、護身用ならこれで十分だといえる。
いくら中位の魔法だからといっても上位の魔法を使われなければそうそう壊れないものなのだ。
当然上位の魔法を使おうとすれば魔力が漏れて警備の人間に見つかるだろうから。
そんなことを考えながら俺は荷物をつめ終わったかばんを隅に置き、ベッドにもぐりこむ。
明日の旅行を楽しみにしながら・・・・
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