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「確かそんなんだったっけな」
改めて自分の体を見つめてみる。
ダンプカーにはねられたにしてはあまりにも綺麗な状態を保っていた。
むしろ綺麗すぎる。まるでそんな事象は端から起こってなかったと言わんばかりに。
「どういう事だ?」
首を傾げる。少なくともあの衝撃は本物だった。実際若干のしびれは体に残っている。
「教えてあげようか?今代の守護者さん♪」
「!?」
声がした方へ慌てて振り向けば、いつの間に現れたのかこの何もなかったはずの空間に雪の様に白い肌の少女と机とイス、そしてティーセットが現れていた。
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