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「それでね、あなたにはやってもらいたいことがあるの」
「やってもらいたいこと?」
「そうあなたには異世界に行ってもらって私の代わりをしてもらいたいの」
「は?」
俺の思考が停止した。は?神の代わり?無理無理そんなのできるわけないっしょ。
何かの冗談かとも思ったが少女の目は真剣なまま、真っ直ぐに俺を見ている。
そこで俺はわかった。あぁこれは冗談ではなく本気なのだと
「でもさ、仮にも神なんて存在なら自分でもできるんじゃないの?」
浮いてきた疑問を素直に訊いてみる。
すると少女はいきなり涙を流し首を振り始めた。
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