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走った…。
世界が暗闇に堕ちていった その日。私は信じていた彼氏にふられ なにもかもが嫌になって無気力になっていた。
彼は私の全てだった…。
「このまま死んでもいいなぁ」 なんて思ったりしていたのに…
今は こんなに必死に『生きる事』にしがみついているなんて…
生きてやる!生き延びてやる!
私は あてもなく走り続けていた。
この恐ろしい世界から逃れる方法なんてわからない…
ただ 生きたい その想いだけで走り続けていた。
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