ある日のあの町

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「外部に出ます!」 窓の外が突然暗転して漆黒に染まる宇宙を映し出す。 「我々が援護する、脱出急げ」 宇宙側のバトルドールが2機、船の両脇に寄り添う。 ジークはその光景をただ呆然と眺めていた。 なにが起きているか解らなかったが何となく宇宙に広がる光が綺麗だな、と思っていた。 「増速!」 船は尚一目散にツクヨミから離れていく。
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