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第三次大戦は西暦で最大かつ最悪の戦争だった。
生産されたバトルドールは数知れず、戦火が全ての大陸へ飛び火した。
終戦までには5年と、比較的に短い時間で終戦したが、戦争の傷痕はあまりにも深いものだった。
切り札として使われた核は瞬く間に地表を凪払い、多くの生物が息絶えた。
やがて、地球統合政府が樹立されるが、その前にいくつかのコロニーがすでに作られて地球から独立した生活共同体を形成していった。
第三次大戦前の文献はあまり残っていない、技術も僅かしか後世に伝わっていない。
そして三世紀の時が過ぎていったのである。
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