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「月周辺に地球軍勢力……月も落とされたのか」
白いのは腕に格納された棒状のものを取り出す。
「前方のバトルドール!止まれ!!」
「止まるか阿呆が」
光の刃が棒から伸びる。
「ひいっ!」
一瞬で加速をかけた白いバトルドールは哨戒機2機の胴体を薙いだ。
2機は爆散し辺りに粉塵をまき散らすが、その中を悠々と突破してバトルドールは地球へと向かっていた。
「ジーク・ラルフ、ルクシオン地球へ向かう」
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