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「んーそろそろ寝ようかな」
無重力空間を巧みに移動してジークは割り当てられた部屋へと向かった。
「おぉ、ここだ」
ドアがひとりでに開くとジークはその中へ入った。
突然床に叩きつけられる感覚に襲われ、思わずよろけた。
「ここは重力がはたらいているのか……」
まぁいいとベッドに潜り込むと強い睡魔が押し寄せてきて、ジークはそれに抗うことはしなかった。
バイザーを外すと暗闇が視界全体を染め上げ、彼を更に眠りへ誘った。
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