ある日のあの町

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「今から船に乗るところだよー」 「よかったー、てっきりもう行っちゃったかと思ったよ」 「あら、レミーちゃん」 「おばさまこんにちは!」 扉から出てきた母、マリアはさらに目の前の光景を見て驚いた。 そこにはピカピカに磨かれた黒い車が止まっていたからだ。 「お父様がね、宇宙港まで送ってあげなさいって」
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