7人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
私が彼と出会ったのは幼なじみの晴香の家に言った時であった。
金髪で少し長髪で色白で眼鏡の不思議な男の子に出会った。
「菜々、これいとこの仁だから。」
キョトンとする私に晴香は紹介してくれた。
「よろしく!おい晴香、これっていうな!」
仁(ヒトシ)君の第一印象は変な人だった。
ひとりでよくわからないテンションで盛り上がってるし...
何者...?
これが私と仁君の出会いだった。
「菜々ちゃんが元気になるためにあれ歌う!」
晴香は焦って「いいから仁はどっか行ってて。」背中を押して別の部屋に行かせようとする。
でもどうして私が元気ないのわかったのかな...
晴香に今日は彼氏のことを相談しようとして来ていた私は、仁君の「菜々ちゃんが元気になるように...」その言葉が引っ掛かった。元気なく見えたのかな...
あの人意外とわかるのかも...
最初のコメントを投稿しよう!