607人が本棚に入れています
本棚に追加
/216ページ
それからは特に何もなく放課後になった。
私はここまで歩いて登校している。
道も、もう覚えていた。
だから、普通はそんなことは無いんだけれど、私は道を間違えてしまったらしい。
少し焦りながら歩いていると、
「キミ、可愛いね?道に迷ったの?」
と突然声を掛けられた。
「はい、ちょっと道が分からなくなってしまって……。」
と私は答えた。
「そっか。じゃあ俺達と遊んでくれたら道を教えてあげるよ。だから俺達と遊ぼう。」
どうやら1人だけではなかったらしい。
それに変なことを言い出している。
少し恐怖心が出てきた私は、
「やっぱり大丈夫です。1人で帰れます。」
と言って先に進もうとした。
だけど、男達が邪魔をしてきて進めなかった。
最初のコメントを投稿しよう!