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「「あー暇だ」」
俺は心の中で呟く
何故か、あれから光樹と彼女は話しこんでいて、なかなか話しが終わりそうにない。
しかも、彼女はちらちら俺の方を見てくる…
「何?今の俺の状況…」
そういって俺は机の上でうなだれた
それから数分後、光樹と彼女が二人して、俺の方にきた
「わりぃ。待った?」
「てめぇ、俺のこと忘れてただろ?」
「ソンナコト、ナイサ」
「どんだけ棒読みなんだよ…」
「まぁ、取り敢えず帰ろうぜ♪」
「お前が言うな!!!」
「ギャァァアアア」
俺は光樹の頭に渾身のチョップをくらわせてやった
そして、今は帰り道。偶然全員、帰る方向は一緒だった
「あ~、そうそう!彼女は松本美桜(マツモト ミオ)さん」
「あぁ、松本さんね、俺は笠野修司。よろしくね」
「えぇ………あっ、はい…松本美桜……で…す。よろしくお願いします」
「さぁ~て!紹介も終わったところで!!!みんなでメアド交換しよ!」
光樹はハイテンションのようだ
「何だよ、それ! まるで合コンでのノリだな 笑」
「米田君……面白い♪」
みんなで笑って、たわいもない会話を楽しんだ
「じゃ、俺こっちだから。またね♪ 修司!松本さんに手出すなよ?」
「わかってますよ 笑」
そう言って、光樹と別れ、今は松本さんと二人で歩いている
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