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先程から僕の腹の虫がしきりに空腹を訴えていた。
僕は昼食をとっていなかったのだ。
待ち合わせ場所にしていたメインストリートのベンチに向かう前に、僕は大学にほど近いところにある定食屋を何軒か覗いたのだけれど、昼時ということもあってどこもかしこも学生で溢れかえっていたのだ。
少し待っていれば席が空きそうな様子だったし、それほど急いでいたわけではなかったので、そうしてもよかったのだけれど、何となく待つのが鬱陶しく思えたので結局諦めたのだ。
それに僕はガヤガヤと騒々しい中で食事をするのがあまり好きではなかった。
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