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夏子はさらに南に向かって車を走らた。 彼女がどこに向かっているのかはわからなかったけれど、とにかく彼女の納得がいくまで車を走らせればいいと僕は思った。 僕には急いでやらなければならないようなことは何もない。 今は時間がたっぷりとあるのだ。 少しくらい彼女のために時間を割いたところで、たいした問題はなかった。
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