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僕は指に力を入れ、最初の音を出す。 いい音だ。 あの頃の青い空を彷彿とさせるような、自分でも納得のいく音だ。 そして、ゆっくりと僕の曲は始まる。 僕の指は静かに曲を奏でてゆく。 そして、だんだんと力強く鍵盤を叩き出す。 そうやって、僕だけの旋律を紡いでいくのだ。 僕はただ流れに身を任せていればいい。 そこに、僕だけのメロディーができあがるのだ。
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