第壱話 始まりの雪

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吹雪の降るなか… 私は気づいたらみしらぬ場所に独り雪の中にいた… 夜(ここわ…?) ザクザクッ… ?「血…血をよこせ」 何かが私の方にやって来る… そして、男が刀を振り下ろした。 キンー ザンッ! 刀を降り下ろそうとした男に誰かが斬りかかった。 斬られた人の血が私の顔についた。 夜(…?) 私の目の前に紅い瞳、金色の髪の人が立っていた。 景「なぜ、こんな雪山に子供がいる?」 天「わかりませんが、迷子かも知れません。」 景「ふんっ。まあ、町にまで連れていく。おい、歩けるか?」 私は、顔についた血を手でぬぐった。 夜(…なんに、この赤いの…) 血を見た瞬間、私は気絶した。
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