女「用件を聞こうか」

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■21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/08/07(木) 23:27:16.60 ID:/N9jFzX/0 男「女さ~ん・・・あれ、いない?」 男「ん?この紙は・・・何々・・・」 女『来るか分からんが一応来たときのためにこれを置いておく。 私は仕事で数日事務所を開けるからそこに来ても私はいないぞ。 後、いい加減私に殺して欲しいなどと頼むのは辞めろ。 お前はまだ私と違ってやり直せるはずだ。自暴自棄になってはいけない。 どうしても迷ったときには相談くらい乗ってやる。 分かったらそんなところにいないで早くもとの生活に戻れ』 男「・・・・・・殺し屋にしては優しすぎですね、女さんは」 ソファ(バスンっ) 男「・・・・・・まっ、そんなあなただから殺してほしいんですけどね」 ・・・・スー、スー、スー ■22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/08/07(木) 23:32:46.21 ID:/N9jFzX/0 女「ふぅ~、やっぱりここに帰ってくると落ち着くな・・・・」 ガチャ 女「・・・・・・何をしている?」 男「あっ、お帰りなさい女さん」 女「お帰りなさいじゃない!何でお前がここで寛いで・・・」 男「あっ、掃除と洗濯はやっておきましたよ。後、回覧板も回しておきました」 女「あぁ、ありがと・・・違う!!何でお前がここでそんな甲斐甲斐しくお手伝いさんみたいなことやっているんだと聞いている!」 男「だって・・・女さんがいなくて寂しかったから・・・」 女「・・・えっ?」 男「それに女さんが帰ってこないと殺してくれる人がいないんで~」 女「今すぐ出てけ!」 ■23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/08/07(木) 23:36:49.55 ID:/N9jFzX/0 男「女さん!女さん!起きてください!」 女「ふぁ~・・・何でお前がここにいる?」 男「そんなことは後回しで、女さん。飛び入りで依頼が来てますよ」 女「本当か?ていうかお前が通したのか?」 男「はい、助手かなんかだと思われたようで」 女「・・・まあいい、すぐに行く」 男「あっ、女さん」 女「まだなんかあるのか?着替えたいんだが?」 男「クマさんのパジャマ、可愛いですね」 女「・・・・・・死にたい」
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