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「ママ!ゆうしゃさまは今もいるよね!」
「そうねぇ、絶対いるわ。ライコウ様やエンテイ様、スイクン様ともお友達よ。」
「いいなぁ、僕もお友達になりたい!」
「ふふ、良い子にしてればきっとなれるわ。
さぁもう寝なさい。良い子は寝る時間よ。」
「はぁい!おやすみ!」
「…ゆうしゃさま、通らないかなぁ…?」
勇者の話を聞いた男の子は、窓を見ながらそう呟きました。
「ママ!」
「あら、おはようは?」
「おはよう!あのね、昨日、ゆうしゃさま見たよ!」
「…え?」
「だけどね、乗ってたのはラティオスじゃなかったよ。」
「ゆーふぉー、だったよ!」
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