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…
…スライの家
…
「よし、これで大丈夫だ」
スライは彼女の透き通った足に優しく包帯を巻いて言う。
「ありがとう」
「俺は治したわけじゃないから無理はするなよ。
そういやまだ名前も聞いてなかったな」
「私はアルーラ、近くのギルドで働いてるの」
「俺はスライ、イレイザーズだ。
バルロと一緒に働いてる」
「スライとバルロって…イレイザーズランク上位にいるあのスライとバルロ!?」
「…他に誰がいるんだよ……」
ちょっと呆れ顔のバルロ。
「どうして俺達の名を?」
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