第一章・一節 イレイザーズ

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バルロがグビリと酒を飲みながら返事をする。 「…俺が師匠やリースを殺そうとしたら…お前はどうする」 「ブっ!いきなり何言ってんだ!?」 バルロは突然の言葉に想わず吹き出してしまった。 「最近気付いたんだ… アレを埋め込まれてから、自分の力が強力になっていくのを……」 スライは自分の腕をまくって見せた。 腕の一部が黒い鱗になっている。 「お前! その鱗…!」
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