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「アルーラに届け物をな」
「ああ、薬草か。
なんかあったら知らせてくれ、俺はここで寝てるからよ」
「おう。行くぞ、嶐羅」
『おう! 兄貴』
スライは薬草を採るべくパルクオラ山へと向かった。
…
…パルクオラ山
…
「ふぅ、着いたか」
スライの周りには鬱蒼と生い茂る草木達が生え、幻想的な緑が広がっていた。
「嶐羅、疲れたろ。
休んでもいいぞ」
『…そうさせてもらうよ。
兄貴、またな』
嶐羅はそう言うと大気に消えていった。
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