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…
…それから30分後
…
「確かここら辺に…
お、あったあった」
スライは木に囲まれたトリース草の束を見つけると懐にしまう。
「よし、これでいいな。
…少し休むとするか」
スライは一息つくため、適当な木に腰を掛ける。
「…ふぅ…」
スライが休んでいると奥の茂みの方から音が響く。
「…なんだ…あの音は?
もしかして…天狗か!?」
スライは急ぎながらも静かに音のする方へ向かう。
音の聞こえた方では、一人の男が何かをしている。
なんとも不思議な風景だ。
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