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「…これが天狗の正体か?
…まさかな……」
スライが男の方を見ていると後ろの方から別の音がした。
音の方を見て振り返るとさっきの男は消えている。
「…ん? いなくなったか。
とりあえずさっきの音の方に行ってみよう」
…
「ここら辺だった気が……」
スライは辺りを見渡したが誰もいない。
「…! 何者だ!」
スライは後ろの人の気配に気付き、薙刀に手を添える。
後ろには改造ジャケットを羽織り、バンダナを巻いた二人組が立っていた。
「何者だはこっちの台詞」
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