第一章・一節 イレイザーズ

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「…これが天狗の正体か? …まさかな……」 スライが男の方を見ていると後ろの方から別の音がした。 音の方を見て振り返るとさっきの男は消えている。 「…ん? いなくなったか。 とりあえずさっきの音の方に行ってみよう」 … 「ここら辺だった気が……」 スライは辺りを見渡したが誰もいない。 「…! 何者だ!」 スライは後ろの人の気配に気付き、薙刀に手を添える。 後ろには改造ジャケットを羽織り、バンダナを巻いた二人組が立っていた。 「何者だはこっちの台詞」
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