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流の問いに黒い男はコートから警棒が鎖で纏まったようなものを出した、それを振ると一瞬で関節が纏まり黒塗りの長い棒になった。
「これが答えだ、貴方に選択肢はない」
「ふむ…面白い男だな…俺に選択肢がないと…」
流は一瞬で間合いを詰め居合い斬りを放つ、黒い男は棒で受け止め横に振るう。
「かなりの腕だな…」
「貴方こそ…」
二人の攻防は互角だった。
一方山奥では社がサクを探していた。
「おっ、たくさんあるな」
社は袋に詰め始めた。
「オッサン、サクをどうするつもりだろう?」
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