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ダ「ハァ、ハァ、ここまで来れば大丈夫だろう…」
?「そう…ですね。」
ダ「あのー、どちら様でしょうか?」
?「あっ、私の名前は…林井…瑛佳(リンイエイカ)です。私も同じ試運転に選ばれたんです。」
ダ「そうなんだ。
何でAIが暴走してるのか知ってる?」
エ「…すいません。分からないです。」
ダ「そうか。とにかくログアウトしなくちゃな…」
エ「ええ、そうですね。」
ダ「…ログアウトの仕方説明無かったよな。」
エ「ええ!?説明無かったんですか?」
ダ「多分ね…。でも、君は説明受けてなかったの?」
エ「えっ、ええ。研究員の中に親戚がいまして…」
ダ「ああ、そうなんだ。ログアウトの仕方はどうするの?」
エ「ここから、南に行った所に大きな橋があります。その橋を渡りきるとログアウト完了です。」
ダ「そうか、でもまた奴が狙って来たらなぁ…」
エ「この先の第7倉庫に武器があります。少し借りて行きましょう。」
ダ「うん。そうだね…」
ダ(何でそんな事知っているのだろう…?)
林井の言った通り倉庫には沢山の武器があった。俺はその内の1本の剣を手に取った。
ダ「君も何か持っていた方が良いと思うよ…」
エ「ええ、私はもう持ち合わせていますので。」
ダ「あっ、そうなんだ。」
だが、そう言った林井は何も武器を持っていないようだった。
エ「さぁ、そろそろ行きましょうか。」
ダ「そうですね。」
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