Dream project

4/7
前へ
/9ページ
次へ
ダ「ハァ、ハァ、ここまで来れば大丈夫だろう…」 ?「そう…ですね。」 ダ「あのー、どちら様でしょうか?」 ?「あっ、私の名前は…林井…瑛佳(リンイエイカ)です。私も同じ試運転に選ばれたんです。」 ダ「そうなんだ。 何でAIが暴走してるのか知ってる?」 エ「…すいません。分からないです。」 ダ「そうか。とにかくログアウトしなくちゃな…」 エ「ええ、そうですね。」 ダ「…ログアウトの仕方説明無かったよな。」 エ「ええ!?説明無かったんですか?」 ダ「多分ね…。でも、君は説明受けてなかったの?」 エ「えっ、ええ。研究員の中に親戚がいまして…」 ダ「ああ、そうなんだ。ログアウトの仕方はどうするの?」 エ「ここから、南に行った所に大きな橋があります。その橋を渡りきるとログアウト完了です。」 ダ「そうか、でもまた奴が狙って来たらなぁ…」 エ「この先の第7倉庫に武器があります。少し借りて行きましょう。」 ダ「うん。そうだね…」 ダ(何でそんな事知っているのだろう…?) 林井の言った通り倉庫には沢山の武器があった。俺はその内の1本の剣を手に取った。 ダ「君も何か持っていた方が良いと思うよ…」 エ「ええ、私はもう持ち合わせていますので。」 ダ「あっ、そうなんだ。」 だが、そう言った林井は何も武器を持っていないようだった。 エ「さぁ、そろそろ行きましょうか。」 ダ「そうですね。」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加