Dream project

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ダ「…もう、着きましたね。」 大地達は、橋の前に着いていた。 エ「はい…」 ダ「以外とあっけなかったですね… 武器要らなかったんじゃ…」 そう言った時、黒い装束の何かが表れた。 エ「管理…AI…」 ダ「くそっ!もう少しだってのに… よりによって最後に表れなくても…」 AI黒「フッ…」 ダ「わ、笑った!?」 エ「…気をつけて下さい。あいつはさっきのと違い自分で考えて行動出来るメインAIです。」 ダ「!?じゃあ他のAIは?」 エ「多分あいつに何か吹き込まれたのでしょう…」 ダ「どうすればいいんですか?」 エ「一度ログアウトして、研究員達に連絡して対策を考えましょう…。 その為にはあいつをどうにかしなくてはいけませんが…」 ダ「とにかく、この橋を渡りきればいいんですよね…」 大地は武器を構えた。 AI黒「・・・」 「ピュッ!」 AIが目にもとまらぬ速さで大地に向かって斬りかかった。 ダ「くそっ!」 「ガキン!」 大地はかろうじて防いだ。 AI黒「…弱すぎる。ヒャハハハハハハ!」 「ドコン!ヒュー、ドボン!」 大地はAIの峰打ちに橋から落とされ大きな水しぶきを上げ、川の中に沈んでいった。 ダ「ゴホッ!」 ダ(息が…。体が動かない。 くそっ、俺はここで死ぬのか…) ?「それでいいのか? それがお前の望んだ、最後なのか?」 ダ「違う…。違う!俺はこんな最後望んでいない!!!」 その瞬間、辺りに眩い光が広がり、大地の手に周りの水が形を成した、水の剣が形成された。 「ビュン!」 大地は川から飛び出しAIに斬りかかった。 「ズバッ!」 AI黒「ガハッ!」 切り裂かれたAIは真っ二つになったが、直ぐに再生を始めている。 ダ「早く、今の内に!」 エ「は、はい。」 大地達は橋の上を駆け出した。
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