いざ行かん!

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あれから3年が過ぎ、雪も溶け春の訪れを感じられていた… 頃の話はまた後程。 それから一年が経った冬のある日、竜大と奏は修行を行い、今は暫しの休憩中。 「学園都市では最新の設備と万全の治安維持のため、お子様も安心して通うことが出来ます。そして、ここで習うのが超能力!皆さんも自分の可能性を確めてみませんか?」 何気無く点いていたTVから学園都市の宣伝が流れている。 竜大 「学園都市か…興味がないといえば嘘になるかな」 奏 「私は…行ってみたい…かな」 竜大 「うーん…でも家は魔術一家だしなぁ…父さんと母さんが許してくれるかどうか…」 奏 「竜大も一緒に…来てくれるの…?」 奏は少し心配そうな表情をする。 竜大 「ん?僕がついて行ってもいいならもちろん行くよ。いいの?」 奏 「べっ…別についてきてほしいわけじゃないんだからね!」 奏、ツンデレ開化www 竜大 「えっ…そうなの…?」ショボーン 奏 「うっ…」 今の竜大はカッコいいというよりCawaiiのだ。 奏 「冗談よ冗談!ついてきてほしいわよ!」 竜大 「ほんとに?ありがとう奏」 奏 (竜大がいないんじゃ行っても楽しくないもん…) まだまだ子どもな二人である。 意を決した二人は俊夜と葵に相談があるといい、和室に集合した。 俊夜 「ハイハーイ♪これから家族会議を始め……ます」 俊夜は命の危険を察知し、モードチェンジを行う。 俊夜 「で、相談ってのは?」 急に真剣になった俊夜… 実にキモい。 「「「………………」」」 皆も同じのご様子。 俊夜 「何だよその反応は!?真剣モードになったらなったでノーコメって俺はどうすりゃいいんだぁ!」 葵 「黙ってなさい」 俊夜 「………はい」 父親の威厳もへったくれもねぇ(笑) .
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