434人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから3年が過ぎ、雪も溶け春の訪れを感じられていた…
頃の話はまた後程。
それから一年が経った冬のある日、竜大と奏は修行を行い、今は暫しの休憩中。
「学園都市では最新の設備と万全の治安維持のため、お子様も安心して通うことが出来ます。そして、ここで習うのが超能力!皆さんも自分の可能性を確めてみませんか?」
何気無く点いていたTVから学園都市の宣伝が流れている。
竜大
「学園都市か…興味がないといえば嘘になるかな」
奏
「私は…行ってみたい…かな」
竜大
「うーん…でも家は魔術一家だしなぁ…父さんと母さんが許してくれるかどうか…」
奏
「竜大も一緒に…来てくれるの…?」
奏は少し心配そうな表情をする。
竜大
「ん?僕がついて行ってもいいならもちろん行くよ。いいの?」
奏
「べっ…別についてきてほしいわけじゃないんだからね!」
奏、ツンデレ開化www
竜大
「えっ…そうなの…?」ショボーン
奏
「うっ…」
今の竜大はカッコいいというよりCawaiiのだ。
奏
「冗談よ冗談!ついてきてほしいわよ!」
竜大
「ほんとに?ありがとう奏」
奏
(竜大がいないんじゃ行っても楽しくないもん…)
まだまだ子どもな二人である。
意を決した二人は俊夜と葵に相談があるといい、和室に集合した。
俊夜
「ハイハーイ♪これから家族会議を始め……ます」
俊夜は命の危険を察知し、モードチェンジを行う。
俊夜
「で、相談ってのは?」
急に真剣になった俊夜…
実にキモい。
「「「………………」」」
皆も同じのご様子。
俊夜
「何だよその反応は!?真剣モードになったらなったでノーコメって俺はどうすりゃいいんだぁ!」
葵
「黙ってなさい」
俊夜
「………はい」
父親の威厳もへったくれもねぇ(笑)
.
最初のコメントを投稿しよう!