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「はぁー、今回も聞いてくれる人はいない…か。俺達の演奏は良いのに」

「康介、そんなこと言っちゃダメだよ？翔は今日が初ライブなんだから仕方ないじゃん」

「だけど、亮介」

「そーだぞ。あんまり気にすんなよ、翔」

「達也…皆も本当に申し訳ない」

「大丈夫だって！次に頑張ればいーんだから、ね？」

「誠…」

「そーだ、今からカラオケ行こうか？」

「俺はパス。帰ってギターの練習する」

「康介、ノリ悪いなー」

「俺もパスする」

「翔も？」

「もう解散で良いよな？カラオケには行きたいやつだけ行けよ」

「ちょっと康介！ゴメン、僕も帰るね？」

康介と亮介が帰った

「あ…それじゃ解散にしようか？カラオケは今度の機会ってことで」

「わかった。カラオケ行くときはちゃんと呼べよ？」

「バイバイ、達也」

「じゃな」

その場には俺と誠が残った