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明久たちがそんなことを思ってるのと裏腹に先生がこう言った。
『では自己紹介でも始めましょうか。そうですね…廊下側の人からお願いします』
『木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる。龍崎翔とは、幼なじみじゃ。』と言うとクラスの男子どもが『なにぃー‼今すぐ、龍崎を殺せ‼』とFFF団が言ってるが、秀吉がこう言った。『翔に手を出すやつは、地獄に送るつもりなので、おぬしらわかってるじゃろうな?』
『すいませんでした❗』とFFF団の皆様が言ったので
『判れば、いいのじゃ。まぁ~今年一年よろしく頼むぞい』秀吉の自己紹介が終わったので、次は俺かということで、翔は自己紹介を始めた。
『龍崎翔だ。さっきも言っていたが、そこにいる秀吉と優子の幼なじみだ。』と簡潔に済ませた。
『……土屋康太』俺よりも簡潔だな。ってか、康太かあいかわらずだな…まぁ~やってる商売があれだからな。しょうがないか
『――です。ドイツ育ちで日本語は読み書きが苦手です』
『おぉ女子の声❗』と明久は喜んでいるが、俺はお前の天敵にしか見えないぞ
『趣味は吉井明久を殴ることです☆』と言ったところで明久が『誰⁉』と言うと
『はろはろ~~吉井、今年もよろしくね』と言う明久の天敵の島田美波だ。まぁ~こいつは愛情表現が不器用なだけだがな。おっ、次は明久か
『えーっと吉井明久です。気軽に(ダーリン)って呼んでくださいね♪』
(ダァアーリィーン‼)と野太い声で言われて、明久が不愉快そうな顔をしてるので。まぁ~乙ってことで。そんなことをしているときに、不意にドアが開いた。
『あの…遅れてすいません』
え?とクラス全員が思ったそりゃー本来このクラスにいないひとが来てるからな。
『丁度、自己紹介しているところなので、あなたもお願いします』と先生が来た女の子に言っていた。
『はっ。はい❗あの…姫路瑞希といいます。よろしくお願いします…』
はいっ❗質問です❗
『あっはっはい。なんですか?』
えーと…なんでここにいるんですか?
『そ…その…試験最中高熱を出してしまいまして…』
『あぁなるほど、俺も熱(の問題)が出たせいでFクラスに…』
『あぁ化学だろ?アレは難しかった』
『俺は弟が事故に遭ったと聞いてそれどころじゃなくてな…』
『黙れ一人っ子。』
『前の晩、彼女が寝かせてくれなくてさぁ』
『異端者だ‼』
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