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俺がこの文月学園に入学してから、2度目の春がやって来た。いつもどおり、木下優子、木下秀吉と一緒に文月学園に登校していた。
『ねぇ…翔』
『うん?どうしたんだ優子?』
『翔はもちろんAクラスよね?』
『さぁな~テストできたのは出来たが、どうだろうな?』
でもなんか忘れてる気がするんだが…まぁいいか
『なってなかったら怒るわよ💢』
『そりゃ理不尽だろ⁉』
『まぁまぁ翔も姉上も落ち着くのじゃ。どうせわしはFクラスだからの。』
『それは秀吉(あんた)が演劇ばっかりしてるからでしょう…』
『まぁ~そうなんじゃが』と喋りながら登校してたら、正門に着いたら、聞き覚えのある先生の声が聞こえてきた。
『おはよう木下姉弟、龍崎』
『おはようございます鉄人(西村)先生』
『おまえだけだぞ鉄人と呼ぶのは』
と言いながら、封筒を渡してくる。優子と秀吉は予想どおりのAクラスとFクラスだった。
『龍崎…今だから言うが、先生はおまえがバカなんじゃないかと、疑っていたんだ。』
『そりゃ先生目が節穴ですよ』
『そうだなしかし疑いは晴れたよ』
『俺がバカじゃないことが証明されたでしょ』
『龍崎…おまえはバカだ』
龍崎翔……Fクラス
『なんでだぁー‼』
『名前書かなかっただから当然だろう』と先生は言った。
『翔♪なにかいうことあるんじゃないかな?』
と優子が笑顔で言ってきたヤバイ…殺される。
『まぁ~待て優子これには訳がって優子そっちに関節は曲がらないってぎゃあーーー』
『アホじゃな。いつものことじゃからなにも言わんがのう』
と殺されかけながら、これからの一年間過ごす教室に行った
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