魔王の暇つぶし

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「おいコラ『魔王の暇つぶし』じゃないだろ『魔王様の暇つぶし』だろうが。様を忘れてんじゃね」 天の声(何で皆章タイトルとかに突っ込みを入れるのかな。困るんだよね本当に。君達はこの作品の登場人物なんだから本当はこっちに干渉できちゃいけないんだよ) 「うるさいな。お前は俺の言うことに従えばいいんだよ。まったく作者ごときが偉そうにしやがって」 天の声(ちょっと、作者ごときって何かな作者ごときって。君達は私がいなければ存在しなかったんだよ!今だって私の意志一つでどうにでも出来るんだからね!!) 「は、偉そうに。まあいい。そこまで言うならやってみな相手してやるよ」 天の声(え、あれ?魔王?何か周りで黒い光がバチバチ言ってるけど?え、え、ちょっと落ち着こうか、ね?ほら、人間は会話という素晴らしい能力があるんだから、暴力ではなくて話し合いで解決しよう) 「あ?てめぇから仕掛けてきたんだろ。今更グダグダ言うな。だいたい俺は魔族だから会話なんか出来ても力ずくで解決するのが当たり前なんだよ。それにな、さっきも言ったが俺を呼ぶときは様を付けろ!あと、タメ口きいてんじゃねぇ!!」 天の声(ぎゃーー) 「は、口ほどにもねえな。いいか今後この俺にたてつくんじゃねえぞ、分かったか」 天の声(・・・) 「そうか分からなかったか」 天の声(わ、分かりました、分かりました。だから魔法発動の準備しないでぇぇぇぇぇ) .
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