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「はー、本当に変わってるなお前ら。まあいい、お前たちのことは気に入ったし止めを刺すのは止めておいてやるよ。俺はもう帰るからな。もし、まだ俺を倒す気なら『暗黒城』まで来な」
天の声(ああ、遅れてしまった!もういいや、面倒くさいし、これまでの経緯は『第二章 は~、魔王討伐に出発ですよ』に戻って呼んでくださいね~。はい、それじゃまた暗黒城に戻りますよ)
「はぁ~、短い静寂でしたね」
「何か文句あるか」
「いいえ、ありませんよ。それで機嫌が直った様ですが何かありましたか?」
「ああ、俺を討伐しようとしている奴にあった」
「魔王様をですか?」
「ああ、しかもかなり弱い」
「それはかなり無謀な方ですね」
「まあ、本人が倒したいんじゃなくて周りに無理やりやらされている感じだったがな」
天の声(おお、さすが魔王様たったあれだけで見抜くとは)
「いや、あれは気付かない奴なんていないだろう。まあ、そんなことはどうでもいい。ライカ、他の魔族どもに伝えろ『俺を倒そうとしている奴らがいる。俺と同等に戦えるように弱い奴から遭遇させて鍛えろ。もし間違って殺したら覚悟しておけ』と」
「は?いいんですか?」
「いいんだよ。丁度良い暇つぶしになるだろ?」
「いや、そうかもしれませんがもしも万が一いえ、億が一魔王様が倒されたらどうなさるんですか?」
「それはそれで面白いからいいんじゃねえか」
「はぁ~、まったく魔王様は相変わらずですね。分かりましたよ。どうせ何を言ったて聞かないのでじょうから。他の魔族に連絡してきます」
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