5人が本棚に入れています
本棚に追加
「何かやる気の無い章タイトルね。サンもそう思わない?」
「へ?あ、そうだね」
天の声(コラコラ君達、登場人物が章タイトルにツッコミなんて入れたら駄目じゃないか。それに章タイトルはサンに合わせて考えてるんだからやる気がなくても仕方がないんだよ)
「駄作しか書けない作者のくせに偉そうに天の声って書いてあるのがムカツわね」
天の声(だからそういうことにツッコミを入れるんじゃない!それと、駄作しか書けないのは本当だけど改めて言われると傷つくから止めて!!)
「あ、いけない駄作しか書けない作者の相手なんてしてないで早く出発しなきゃ!美形のパーティーメンバーが待ってるんだから!」
「あ、待ってよエリカ」
天の声(シクシク)
ドン!
「痛!もう、エリカ急に止まら、な、い、でええええ!」
村の門を出て直ぐに私の前を走っていたエリカが突然立ち止まったためにぶつかってしまった私はエリカに文句を言おうと前を見るとそこには
「ま、ま、魔王!!」
「あ?」
これから討伐に行こうとしていた魔王がいました。いや、でも魔王って美形だったんだね~。ああ、でも美形にすごまれると迫力あって怖い「おいコラ、人間」
「は、はい」
ああ、せっかく現実逃避していたのに・・・
「俺を呼ぶ時には『様』をつけろいいな」
「は、はい。すみませんでした、魔王様」
私は既に目に涙が溜まって前がろくに見えません。
「分かればいい」
.
最初のコメントを投稿しよう!