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「今戻った。」
「ほう。遅かったじゃないか刹那。」
アジトに帰ってきたのは忌野刹那であった。
「まぁな。少し手こずってな。」
と刹那はいう。
「知ってると思うが土宮神楽が我々に着いた。これからは殺生石の奪い合いだ。」
とスカリエッティが言うと
「ああ判っている。このサトリの目でいろいろ悟ったさ。」
と言い返す。
そしてスカリエッティと刹那が話している間に神楽と三途河が戻ってくる。
「久しぶりじゃないか神楽。」
と不気味な笑みをしたまま刹那は神楽を見る。
「そうね刹那。今度は貴方と協力することになるわ。よろしく。」
神楽はそう言って自分の左目の殺生石を見せてから刹那に手を差し出す。
「ほう。お前の心は闇で満たされているな。まあこちらもよろしく頼む。」
刹那はそう言って神楽と握手を交わす。
「刹那がいることは静流もいるのね。」
と神楽が言い刹那も「そうだ。」と答える。
「ちょうどいいわ。刹那手伝ってくれる?これから私の姉替わりの諫山黄泉の殺生石を回収しこっちに付かせる。白叡を消しておかないとね。」
と神楽は言った。
「ほう。面白いじゃないか。手伝ってやるよ。」
と刹那もいう。
「ではこの件は神楽と刹那に任せて良いのだな。」
とスカリエッティが問うと2人は頷き味との外へ歩き出した。
「さて簡単に落ちるのでしょうか?」
と三途河はスカリエッティに聞くと「今の神楽はほぼ無敵だろう。邪眠愚が破られない限り機動六課に勝ち目はない。」と答える。
スカリエッティ達の狙いは諫山黄泉となった。
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