25人が本棚に入れています
本棚に追加
「生きてるってことは何処かにいるんですか?」
とキャロとスバルは言う。
「生きていると言った。」
紀之はここで息を落ち着かせる。
「生きているよ神楽は、殺生石によって瀕死状態から回復しほぼ悪霊。三途河とスカリエッティがわの人間として、俺らの敵としてな。」
「嘘ですよね…飯綱さん」
キャロ、スバル、ティアナは口をそろえて言う。
「嘘じゃない。俺と黄泉は休息中でお前ら3人は怪我の手当やらでいなかった時に収集が掛かり、なのは、フェイト、エリオ、剣輔が倒れた。神楽1人にたいしてな。」
「紀之…私は…」
黄泉の声は震えていた。
「そう。俺の心配していたのはお前の心に確実に揺さぶりの入ることを確信してた。だから覚悟しろと伝えた。」
「私が今度は神楽を殺めることになるのね…極力、神楽…妹には手を出したくないけどやるしかないのね…。神楽に出会したときには本気で倒しにいくわ。人の世に死の穢れを撒くものを退治する。それが私たち退魔師の役目。」
黄泉はそう言っていつもの凛々しい目付きに変わった。
「退魔師の覚悟がしっかり出来てるな黄泉。いいか皆。今回の神楽は今までと違うだ。下手すれば瞬間にやられる。事実を伝えると殺生石によって神楽の魔力ははやてさんを超える。」
紀之は皆にそう伝えて神楽には注意するよう促し全員をシャマルのいる医務室に連れて行った。
最初のコメントを投稿しよう!