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「失礼する。」
紀之は医務室の扉を開け皆を入れる。
「皆を連れてきたってことは真実を喋ったの?」
とシャマルは言う。
「ああ。神楽の事を隠したままだと出会したときにこんな状態になってもらっては困るのでな。」
と紀之は答える。
「まぁいいわ。皆こっちに来て。」
シャマルは全員をなのはたちが寝ている場所まで案内する。
「みんな今は眠ってしまっているだけだけど、弐村君以外は脳波とかの情報に障害を与えられ視界が無くなるという術にかかったみたい。今は解けているけど術の力が強くて後半日は起きれないわ。」
シャマルは淡々と説明する。
「そんななのはさんまであっさり倒されるなんて…」
スバルはその言葉を言った後になのはを見つめていた。
キャロは無言のままエリオとフェイトのベットを見つめていた。
「シャマルさん…弐村の容態は?弐村がいるといないのでは戦力が…」
と黄泉は質問する。
「そうね…傷口は殺生石の力によって治りが速いみたいだけど…やっぱりなのはちゃんと同じぐらいかかりそうね。」
と答えた。
「皆、正直言ってこの脳に直接働きかける術に対処なんてないの。だからなるべく直接の戦闘は避けて。」
シャマルはそう皆に言う。
「わかりました。」
全員が声を揃って言う。
「黄泉ちょっとはやてさんとこいくから、剣輔の様子を見ててくれ。」
「わかったわ。」
紀之はそう言ってはやてのもとへ向かった。
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