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「失礼します」
はやての部屋に紀之が入ると見覚えのあり姿の人物が立っていた。
「お久しぶりね。飯綱。」
「そっちも相変わらずだな。静流。」
2人は挨拶を交わすとはやてが話をはじめた。
「静流ちゃんにはいま真実を伝えきったところや。静流ちゃんデバイスのライジングスペードは異変は?」
とはやては確認を取る。
「大丈夫ですよこのくらい。雷獣のクロフォードと一緒に指令をしてたんで。ライジングスペードは一度メンテナンスをお願いします。」
と静流は答えた。
「お前もデバイス持ってたのか。」
紀之は静流のデバイスを見て驚愕をしていた。
「そうね。もらったのはこの世界にきてすぐかな。それにしても神楽が悪霊化とはね…一番厄介ね。私もまともにやり合えるかわからないわね。」
静流は指を口元に当てて考えていた。
「そこだな…俺もそこに悩んでてな。お前がこの世界にいるということは確実にお前の姉の刹那もいるんだろ。」
と紀之は言う。
静流は「そうよ。」と答えた。
「正直私たち機動六課が総出しても勝てる見込みははっきりせんのが事実や。勝てる見込みが上がるのは正直言ってしまうと、静流ちゃん、飯綱くん、弐村君の伸びにかかってるんや。」
とはやてが結論を出す。
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