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「今日は2人ともゆっくり休んでくれへん?皆にもそう伝えておくから。特に静流ちゃんは任務後だからゆっくり魔力、妖力等を回復させてくれへんかな?」
とはやては言う。
「わかりました。今日はさすがに羽を伸ばせるような時間を有意義に使いたいと思います。」
と静流は改まり、はやてに言った。
「俺も少しばかりは魔力を回復させるようにするか。」
と紀之も疲れた表情をして言う。
「珍しいじゃないあんたがそんな表情するなんて。いつもならもっとスケベなやつなのに。」
「今回ばかりはそんなこともしてられないんだよ。俺も真面目にやらないと今回の事件は被害が大きくなるばかりだ。」
静流と紀之が話してる中にとある人物の声が入ってくる。
「紀之あなたの管狐で得た情報は無いのかしら。私も神楽と対立する立場だから少しでも情報がほしいわ。」
「黄泉…」
黄泉はそう言って静流の前に立ち自己紹介をする。
「私の名前は諫山黄泉。貴方は私たちの世界の人間かしら?」
と言って右手を差し出す。
「貴方が諫山黄泉…悪霊だったはずじゃないの?」
と静流は聞き返す。
「私は元は悪霊だったわ。今は敵になった神楽の封印術のおかげで今はこの元の人間としていられているわ。ただし封印が解かれるとどうなるかわからないわ。」
と黄泉はその聞き返された事を答える。
「それならいいわ。私の名は忌野静流。一応過去に飯綱に特訓してもらったぐらいの関係よ。霊獣は雷獣クロフォードよ。」
と言って黄泉と握手を交わした。
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