タイムスリップ

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シグナムを追って辿りついたのは平地に立てられた大きな建物であった。 「とりあえず機動六課の課長の八神はやてに会ってもらう。済まないがまた付いてきてくれ。」シグナムは黄泉たちを建物の中に入ってもらい誘導した。 神楽は「黄泉…これからどうなるんだろうね。」と不安な声で相談をした。 黄泉は「大丈夫よ。シグナムさんからは敵意を感じない。きっと良くしてくれるはずよ。」と神楽を励ました。 しばらくすると扉の前でシグナムが止まった。 「ここが八神はやて課長の仕事場だ。では入るぞ」シグナムはそう言って扉を開けた。 「主ハヤテ今戻りました。」シグナムは一礼をしてハヤテに報告した。 ハヤテは「シグナムご苦労さん。異常はあったん?」とシグナムにやさしく話した。 シグナムは「異常ではないんですが変わった者がおりまして連れてきました。」とハヤテに伝えた。 ハヤテは「シグナム、入ってもらって。私も一目見とかんと。」と言ってシグナムに指示をした。 シグナムは神楽と黄泉をハヤテの部屋に入らせた。 ハヤテは「まず自己紹介やな。うちの名前は八神はやて。この機動六課の課長をしてるん。君たちは?」と黄泉と神楽を促した。 2人は「私たちは退魔師の諫山黄泉と土宮神楽です。なぜか知らないうちにこの世界に迷いこんでしまったみたいです。」と事情をハヤテに話した。
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