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一方神楽達は新たなアジトの中で殺生石回収に向けた準備をしていた。
「では神楽殿何かしら攻められそうなとこはあります?」
三途河がそう聞くと
「一番手っ取り早いのは黄泉をこっち側に付けることね。」
と答えた。
「スカリエッティ、三途河。殺生石は私たちの手元にどのくらいあるの?」
と神楽は問う。
「そうだな。私で1つ、三途河に1つ、神楽に2つ、諫山黄泉に2つ、弐村剣輔に1つ、刹那に1つ機動六課に1つ持っている。」
とスカリエッティは答える。
「刹那って、忌野刹那のこと?」
「そうですよ神楽殿。」
三途河が答える。
「今は別件で出ているが三途河の殺生石に共鳴するはずだ。」
「刹那がいるとなるとだいぶ戦闘も有利にすすめるわね。」
神楽はそう言って笑みを浮かべた。
「けれど神楽、諫山黄泉と真っ先に対決するとなると対処はあるのか?」
スカリエッティは聞くと
「三途河の異次元空間を使ってもらおうかしら。そこでなら白叡から殺生石を回収できる。」
と神楽はいう。
「あの世界を使うのですね。わかりましたよ神楽殿。」
三途河はクスクスと笑った。
「明日には黄泉をこちら側に付けるわ。三途河、準備するわよ。」
神楽はそう言って三途河と共にアジトの外へ出て行った。
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