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「そうですか。参考になりますよ黄泉さん。」
そう言ってスバルの拳は一撃一撃が重くなっているのを黄泉は感じとっていた。
「スバルもやれば出来るじゃない。一撃一撃重いよ。さすがなのはさんに教わってるだけあるわね。」
黄泉は間合いを取り木刀を握り締めスバルを見つめる。
「刀の範囲を考慮した範囲で防御と攻撃をしなきゃいけないのか。」
スバルは距離をとったまま一息ついた。
「じゃあこっちから行こうか。」
黄泉はスバルに駆け寄り木刀で斬りかかる。
スバルはそれをかわしつつ攻撃の気を伺っていた。
黄泉が木刀を振りかぶるとスバルは「ここだ」と言って木刀を左腕で受け止め右手で黄泉の腹部で拳を寸止めにして黄泉を見る。
「いい感じだねスバル。これだけやっておけば刀との間合いの感覚つかめればいいよ。」
と黄泉は言った。
「こちらこそいろいろ教えてくださってありがとうございます!」
スバルは頭を下げた。
その瞬間であった。
黄泉の額の殺生石が明るく光りだした。
すると六課から放送が流れる
「殺生石の反応が強くなってる。殺生石の反応は3つ。神楽ちゃんや。みんな気をつけて。」
放送はそこで途切れる。
「神楽…やるしかないのかな。」
黄泉はそのままルーチェにセットアップをしてもらいカードリッジをセットしておく。
「黄泉さんを守りぬくのが私たちの指名ですから。」
黄泉の前にティアナとスバル遅れて紀之がやってきた。
「さあ撃墜してやるか。皆。」
皆セットアップを完了させ黄泉の防衛の準備をすませた。
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