第3話

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かくして俺は付いていきたがる妹をなだめ、外出した。ちなみに靴も妹がどこからか発掘してきたバカ親の形見の赤い靴だ。 似合いすぎてる自分に嫌気がさしてくる。 それにしても、歩幅が小さくなったからえらく体力を消耗する… 「ひぃ…はぁ…」 しかもこの服、見た目重視だから歩きづらいことこの上無いし。 ??「あれ?お嬢ちゃん、大丈夫?」 俺が息を切らしながら歩いていると意外なところ(商店街入口付近)で相馬さんとエンカウントした
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