562人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
まだいたのか、相馬さんがカーテンの外から声をかけてきた
「え、あ、はい」
相馬「うん、とても良く似合ってるね。可愛いよ」
「…ありがとうございます」
可愛いという言葉に再び憂鬱な気分になってると、相馬が俺に水兵さんが被りそうな白いベレー帽のような帽子を頭に載せた
「え、あの?」
相馬「その服だとそれが似合うかなと思って。あ、これは僕からのプレゼントだから」
「でもそういうわけには…」
相馬さん、なんでこんなに優しいんだ?
相馬「じゃあ…そうだね、お近づきのしるしに☆」
相馬さんがウインクする。やめろ、気色悪い
最初のコメントを投稿しよう!