第4話

5/6
562人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
まだいたのか、相馬さんがカーテンの外から声をかけてきた 「え、あ、はい」 相馬「うん、とても良く似合ってるね。可愛いよ」 「…ありがとうございます」 可愛いという言葉に再び憂鬱な気分になってると、相馬が俺に水兵さんが被りそうな白いベレー帽のような帽子を頭に載せた 「え、あの?」 相馬「その服だとそれが似合うかなと思って。あ、これは僕からのプレゼントだから」 「でもそういうわけには…」 相馬さん、なんでこんなに優しいんだ? 相馬「じゃあ…そうだね、お近づきのしるしに☆」 相馬さんがウインクする。やめろ、気色悪い
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!