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一人で迎える 秋の一日
誰も祝ってくれない誕生日
相変わらず 一人ぼっちで
蔑まれて過ぎていく日
君と出会ったあの日から
その日が桜色に変わった
同じ誕生日 同じ一人
君は私の全てだった
一生そばに居たいねと
お互いに言葉を交わして
無表情の二人の心の中で
お互いに笑いあってたね
一本外れた桜の下で
二人は初めて出会い
一本外れた桜の下で
二人は永遠(とわ)に別れた
一人横たわる君と
一人泣いてる私は
桜並木から外れた桜の下で
出逢い そして別れた
それでも君は私の心の中
いつまでも居続けて
見守ってくれていると
気づいたのはずいぶん遅く
もう五年の月日が流れた後
太陽の下で笑ってられるのは
君が心の中で生きてるから・・・
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