第1章 きっかけは彼女の白い麦わら帽子

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「ねぇ、シンくん、ブレックファースト(朝食) は食べた?」 先に口を開いたのは那波だった。 「いや、今さっき起きた所ですぐ先のコンビニでサンドウィッチ買おうかと。」 深はヘルメットに貼ってあるカフェ「NEVER  MIND」のステッカーのはがれかけた所を手で 抑えながら話した。 「ああ、あの日本のお弁当や焼きたてのパンも売っている所ね。私も時々行くわ。」と那波が言えば、 「バリエーションに富んでいるサブエイサンドウィッチもいいけどやっぱりあのボリュームたっぷりのカツ丼 が好きだな僕は。」
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