第1章 きっかけは彼女の白い麦わら帽子

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なんだか話が合い、すっかり意気投合する二人で あった。 「那波さんはお気に入りのブレックファーストの場所ってあるの?」 なんだか少し年の離れたお姉さんと話すような感覚で 普段口ベタな深から質問が飛び出た。 そう、彼は気づいていなかった、この時これが「恋」であったことに。
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