赤外線

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律儀に実直に22ヶ月を待つ人なんか、まずいないであろう。 帰宅中もそんなことを考えていた。 「よっ!柊!」 ガシッ!! 不意に後ろから呼ばれたと思ったらおんぶされるように覆い被さってきた。 「うっうわっ! ・・・なんだ、雄介か・・・脅かすなよ。」 「ハッハッハ。女の子じゃなくて悪かったな!」
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